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年金と周辺知識(利用できる福祉的な制度のあれこれ パート1) |
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私たちは、大人になり、健康に大きな支障がなく働いてある程度の収入を得ることができれば、社会保障制度に関する知識を知らなくても、ほとんど毎日の生活に支障が出ることがありません。ところが、突然病気や事故で障害者になり働けなくなったり、年老いて介護サービスを利用しないと一人で生活できない状態になった場合、利用できる社会資源を知っていれば、又は教えてくれる人が周囲にいれば、生活の質を保てたり、費用負担を軽くできる可能性があります。 今月号は、利用できる福祉的な制度についてお話します。すぐに利用することがないとしても、将来役に立つかもしれません。
分野別に説明します。
二つ目は特別障害給付金といいます。
国民年金制度が始まったのは、昭和36年ですが、当時は現在の強制加入制度と違い、任意加入と言って、国民年金保険料を支払う、支払わないは本人の自由でした。ですから20歳以上でも、会社員の妻や大学生は多くの方が加入していませんでした。また、国は国民年金制度を国民にあまり周知していませんでした。
次に紹介するのは労働者災害補償保険からの「障害(補償)給付」です。耳慣れない言葉ですが、会社員やパート等の給料をもらって働いている人たちが、仕事上や通勤時のけがや病気が原因で、一定の障害が残った場合に、国が行っている労働者災害補償保険から支給される給付金です。業務災害の場合が「障害補償給付」、通勤災害が「障害給付」といいます。 次号のパート2で健康保険、雇用保険、介護サービスに触れます。 回答者 特定社会保険労務士 堀江 玲子
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老齢・遺族・障害年金・脱退一時金・労災・加入記録の調査、手続き等 堀江社会保険労務士事務所 特定社会保険労務士 堀江 玲子 福岡市早良区西新4-7-10西川ビル304 TEL092-836-8238 FAX092-836-8239 HP http://hreiko-office.com/ |
