土地家屋調査士の仕事って?

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福岡!企業!元気!土地建物のワンポイント 《平成26年4月号》
分譲マンションと賃貸マンションの登記の違い

 今月は分譲マンションと賃貸マンションの登記の違について説明します。

 1. 分譲マンションと賃貸マンションですが、近年の賃貸マンションは外観や内装も非常に優れたものがよく見られます。分譲マンションも同様です。前記の通り、見た目では判断できないような建物になっております。
分譲マンションは部屋ごとに所有権があり、全体の建物の登記と部屋(登記法上は専有部分)が登記されています。通路やエレベーター部分は共用部分といいます。 1棟の建物として部屋ごとに区分されているので区分建物と登記法ではいいます。
また、区分建物は面積の計算方法は部屋の内法(うちのり)を求積します。
部屋ごとに居宅として登記されます。

 2. 一方、賃貸マンションは、部屋ごとに区分は当然されているのですが、1棟全体で1つの不動産としてあつかわれていますので、部屋ごとの登記はありません。1棟での登記がなされます。登記法上、共同住宅と登記されます。

今月は以上です。

回答者 土地家屋調査士 福田 憲太郎
福田土地家屋調査士事務所
土地家屋調査士 福田 憲太郎
福岡市対馬小路4-1-101
TEL092-263-5051 FAX092-263-5041
HP: http://www.tochi-con.jp
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