土地家屋調査士の仕事って?

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福岡!企業!元気!土地建物のワンポイント 《平成29年11月号》
空き家問題@

 今月は空き家問題について土地家屋調査士との関連を説明します。

 まず、空き家がなぜ発生するか、考えてみましょう。

 1. 都市への人の移動が一つ目の原因です。過疎地域では若い人たちがつく仕事が少なく、通勤が不便なため便利な地域に移動し居宅を購入し、そして元々あった実家に住まない状況になります。
 それから、相続が発生し、同時に空き家になってしまいます。空き家発生原因では一番の理由になっており、空き家の約52%を占めるようです。

 2. 次の原因は固定資産税の課税に関することです。固定資産税は土地、建物にそれぞれ課税されますが、建物が住むための居宅であれば、その建物が建っている土地の固定資産税は6分の1になりますので、税金対策になります。
 建物を取壊してしまうと、通常の固定資産税の課税になってしまうため、空き家で古くても残しておいたほうが得策だからです。
 しかし空き家でも倒壊寸前の建物であれば、危険な建物として課税強化される動きになっています。

 3. 新築の着工件数と建物の解体件数の差が原因です。新築着工件数は年々増加傾向にありますが、解体する建物はそんなの増えていないため、住宅残存件数が増えているためです。
 古い建物より新しいものに人は移るため、どうしても古い建物は空き家となる可能性が高いです。
 統計で見ますと2023年には空き家が約1400万個の家が空き家になると言っています。

 来月に続きます。

回答者 土地家屋調査士 福田 憲太郎
福田土地家屋調査士事務所
土地家屋調査士 福田 憲太郎
福岡市対馬小路4-1-101
TEL092-263-5051 FAX092-263-5041
HP: http://www.tochi-con.jp
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