リスク法務実務研究会は、弁護士、税理士、社会保険労務士、司法書士、行政書士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、弁理士、ファイナンシャルプランナー、保険代理店等の各種専門家によって構成する任意団体です。

土地家屋調査士の仕事って?
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空き家問題A |
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今月も引き続き空き家問題についてです。 空き家で建物の老朽化が進み、倒壊寸前のような状態になると、行政としては何らかの対応が必要になります。
その対応とは、所有者に連絡して解体、補修などの対応をしてもらうなどを行います。
そうなれば行政もその先の対応をしないといけなくなります。 税金はお金が無く破産したとしても免除されることはありませんので、ずっと支払い義務が残ります。 その建物所有者に何らかの財産があれば差し押さえや競売をすることで行政は解体費用を回収します。行政代執行して建物解体まで手続きが進む案件は、まだたくさんあるわけではありませんが、空き家が多くなることがこの先予測されていますので、先々は増えていくことになると思われます。 今後、日本の人口も減少していくことになりますので、このような建物を所有されている方は、早めに解体するか、売却を考えたほうが良いかもしれません。 回答者 土地家屋調査士 福田 憲太郎
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