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土地家屋調査士の仕事って?
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分筆地の地積更正 |
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今月は分筆によって作られた土地の地積更正について説明します。
分筆登記とは1個の土地を2個以上に分けて作られる登記となります。土地を分ける必要な部分をつくり、売る場合などに行われています。
1. 分筆登記が行われた年度が古い場合
三斜求積で測量を行っている時代は、測量機器も現在のようなものでないため、一辺の長さも違ってきます。長さが違えば面積も変わります。 2. 分筆された土地に誤りがあった場合 この場合の分筆地の境界線に誤りがあったときは、地積更正登記でなく分筆錯誤といって分筆をやり直すことを行います。
一般的に地積更正登記は面積に対し公差という標準の誤差以上の面積差がある場合に行われます。土地が広くなればその分、固定資産税も上がり、狭くなれば安くなります。 今月は以上です。 回答者 土地家屋調査士 福田 憲太郎
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