土地家屋調査士の仕事って?

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福岡!企業!元気!土地建物のワンポイント 《令和2年4月号》
区分建物の登記できる要件とは

 今月は登記では区分建物という登記要件について説明したいと思います。
 区分建物とは1棟の建物に2個以上の専有部分がある建物をいいます。

 区分する意思のもと、登記申請をするわけですが、1個1個の建物が専有部分となるための分断されていることが現実上、必要です。

 例えば、一般的には入り口(玄関)が1個しかない建物は1棟1個の建物とみなし区分の要件を満たしません。
 次に、玄関は2個ありますが、部屋の内部が特段に区分されていない場合も区分の要件を満たしません。
 また、部屋の内部の扉がふすまなど簡易なもので区切られていても区分建物とみなしません。
 1棟の大きなマンションなどであれば、玄関は個数ごとに設置され、それぞれが家としての空間が独立しています。これは区分建物の要件をきちんとみたしています。
 また、2世帯住宅など1階と2階が独立して機能していれば、区分建物とみなします。また、縦割りの長屋など昔からあった建物も区分建物とします。

 更に、住宅と倉庫なども1棟で2個以上の区切られた空間がある場合は区分建物としての要件を満たしています。
 最後に、共同住宅と居宅を1棟の建物の登記で種類を表すことは基本的にできません。この場合は区分建物として登記することが必要となります。   

 今月は以上です。

回答者 土地家屋調査士 福田 憲太郎
福田土地家屋調査士事務所
土地家屋調査士 福田 憲太郎
福岡市対馬小路4-1-101
TEL092-263-5051 FAX092-263-5041
HP: http://www.tochi-con.jp
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