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弁護士の視点で
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クレーム対応2(示談書の作成) |
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【質問内容】 |
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今回はクレーム対応の基本的な考え方と電話対応について、整理したいと思います。
(1)事例の分析
(2)事実確認1 電話対応 Q 長い電話になりそうなので、早く電話を切りたいのですが、よい方法はありませんか。
相手方からクレームの電話を受けた場合、早く電話を切りたいと思うでしょうが、可能であれば、できるだけ長く話を聞くことにも意味がある場合も多いと考えています。長くても話を聞く理由は、相手方にとって話を聞くで、怒りの感情が無くなることもありえます。
Q クレームの電話は、相手に告げずに録音してもいいのでしょうか?
相手方がどのような理由でクレームを言っているのか、最初になすべきことは、相手方の主張と事実関係の把握です。以下、よく受ける質問です。 Q 謝ることは避けるべきですか?
相手方がどのような理由でクレームを言っているのか、最初になすべきことは、相手方の主張と事実関係の把握です。以下、よく受ける質問です。 Q 同じ担当者が電話対応できるとは限らないのですが、どうすべきでしょうか。
電話が何度もかかってくる場合があります。この場合にも、できるだけ同じ担当者が対応すべきです。相手は担当者が変ると「前の担当者は謝罪をして金を払うという話をしたぞ。」あるいは「今度、お詫びに来ると言った話はどうなっているのか」と、唐突に分からない話をされることになります。このようなことを避けるためにも、できるだけ同じ担当者が対応をすべきです。 今回は電話対応について解説しました。次回以降は、事実確認について、更に検討をしたいと思います。 回答者 弁護士 小川 剛
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