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弁護士の視点で
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新型コロナウイルスの影響 破産、民事再生手続きについて |
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コロナウイルスの影響は甚大であり、社会に大きな変革を求めています。きっとウイルスに対応するワクチン等や検査薬等も開発されるでしょうが、これまでとは異なる社会様式になることが予測されます。
そこで、今回は破産、民事再生といった手続きを簡単に紹介します。
・個人破産でも免責が得られない可能性がある(浪費やギャンブルといった事情がある) また、法人の場合であれば、金融負債を圧縮し、今後も事業継続をしたい、といった場合が考えられます。ただし、新たな借り入れは難しいので、一般にはスポンサー企業等がないと実現は困難ではないかと思われます。
このような手続きは、お金が無いから行うのですが、破産、再生にも費用がかかることをご理解ください。
気になる場合には、お早目に弁護士に相談をいただき、費用の目安だけでもご確認いただくのがよいと思われます。
以上 回答者 弁護士 小川 剛
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