土地家屋調査士の仕事って?

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福岡!企業!元気!土地建物のワンポイント 《平成23年10月号》
分筆登記(ぶんぴつとうき)

 今回は土地の分筆登記(ぶんぴつとうき)について知ってみましょう。
先月号では測量を説明しましたが、その測量業務から派生していく登記が分筆登記などです。

簡単な図で説明しますと、
 1番の土地が100坪あるとします。
 一般住宅の建設地を購入検討されている方々は概ね50坪前後の広さの土地を探しています。
 そうなると、1番の土地は100坪なので、土地の持ち主である売主は土地を2個に分けて売る方法も考えることがあります。
 この場合の1個の土地を2個に分ける登記のことを分筆登記と言います。

分筆登記

 上記の図では分筆登記後は1番1、1番2に土地が創られました。
 分筆登記の別のケースでは、道路を拡幅する時の用地買収にかかる場合や、大きな分譲地でも同様にされております。
 分筆登記では事前に境界の確定測量も行いますので、境界全体部分について安心出来る土地になります。

回答者 土地家屋調査士 福田 憲太郎
福田土地家屋調査士事務所
土地家屋調査士 福田 憲太郎
福岡市対馬小路4-1-101
TEL092-263-5051 FAX092-263-5041
HP: http://www.tochi-con.jp
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