リスク法務実務研究会は、弁護士、税理士、社会保険労務士、司法書士、行政書士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、弁理士、ファイナンシャルプランナー、保険代理店等の各種専門家によって構成する任意団体です。

土地家屋調査士の仕事って?
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空き家問題@ |
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今月は空き家問題について土地家屋調査士との関連を説明します。 まず、空き家がなぜ発生するか、考えてみましょう。
1. 都市への人の移動が一つ目の原因です。過疎地域では若い人たちがつく仕事が少なく、通勤が不便なため便利な地域に移動し居宅を購入し、そして元々あった実家に住まない状況になります。
2. 次の原因は固定資産税の課税に関することです。固定資産税は土地、建物にそれぞれ課税されますが、建物が住むための居宅であれば、その建物が建っている土地の固定資産税は6分の1になりますので、税金対策になります。
3. 新築の着工件数と建物の解体件数の差が原因です。新築着工件数は年々増加傾向にありますが、解体する建物はそんなの増えていないため、住宅残存件数が増えているためです。 来月に続きます。 回答者 土地家屋調査士 福田 憲太郎
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