リスク法務実務研究会は、弁護士、税理士、社会保険労務士、司法書士、行政書士、不動産鑑定士、土地家屋調査士、弁理士、ファイナンシャルプランナー、保険代理店等の各種専門家によって構成する任意団体です。

財務会計の散歩みち
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中小企業にとっての企業価値−時代背景と株価戦略 |
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伝統的な相続対策と自社株評価 ![]()
「原則的評価方式」 中小企業の経営者は、一般的に原則的評価方式に該当するケースが大半かと思いますので、原則的評価方式にある類似業種比準方式と純資産方式による評価額を下げるにはと話が進むわけです。
「類似業種比準方式」
「純資産方式」
時代背景の変化と本当の対策
一方で、非上場株式は換金できませんので、相続に対する納税資金が確保しにくいということも重要なポイントになります。つまり、「お金を残しておくこと」が必要なんです。
「会社又は経営者にお金を残すこと。」
「株価が低いタイミングで、事前に贈与又は譲渡」 株式の承継(資本政策)も、経営者の大切な役割のひとつです。急場の相続対策で会社の収益力を毀損しないよう、クレバーな経営を目指して頂きたいと思います。 回答者 公認会計士 松尾 拓也
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